困った雨漏り、防水工事の費用や期間はどれくらい?
2021/11/24 | タスクコラム リフォーム 屋根改修 防水改修目次
屋根防水改修工事を行いました
こんにちは。
朝の外気温が4℃。
そろそろ冬本番です。
寒さが始まったところですが・・・
早く、夏よ来い!(笑)
さて先日ですが、
晴れが続いて良い季節、
屋根防水改修工事を行いました。
工事するには乾きやすく良い時期ですね。
リフォーム現場の屋根防水の経年劣化で
ウレタン防水工事を行いました。
早速その工事風景をご紹介いたします。
既存の防水層を剥がさないで良い
まず既存モルタルの上の汚れを
除去するケレン作業と言われる下地処理から始め、
ウレタン防水用のプライマーという
密着性に優れた下地を塗布していきます。
語源は「プライマリ(第一の)」から来ています。
文字通り第一段階に行う処置になります。
このプライマーを行うことで下地の穴を塞いでふくれを防ぎます。
また、密着性の向上させることもできます。
プライマーは、塗って24時間以内に上塗りしないといけません。
防水工事に欠かせない通気緩衝シート
プライマー塗布の後に「通気緩衝シート」を貼っていきます。
この通気緩衝シートの構造は、
粘着層部分と通気層部分に細かく分かれており、
通気層部分を通って水分を逃していきます。
このシートの間を通り抜けた水分が
「脱気筒」から排出され、建物から出る湿気を
逃してくれる仕組みになっています。
防水ウレタン塗装に技が光る
ウレタン塗装は下塗りと上塗りの2回行います。
均一に塗っていかないといけないので
職人さんの腕の見せ所でもありますね。
そして1回目のウレタン塗装が乾いてから2回目の塗装です。
ここまでくるとかなり仕上がりに近い形で綺麗です!
トップコート塗布でようやく完成
最後に保護仕上げ材であるトップコートを塗布します。
とても綺麗に仕上がりました!
腰が痛くなるところですが・・・流石の職人さん、感謝です!
ウレタン防水改修工事のまとめ
屋根、屋上防水工事は下地が水分を含んでいることがほとんどなので、
「通気緩衝工法(X-1)」という施工をしています。
既存の防水層に重ね塗りできるので、
既存の床下地の撤去費用などがかからないため
比較的施工費用を抑えることが可能です。
費用単価相場は、約6,000〜9,000円/㎡ となります。
また、バルコニー、ベランダなどから雨漏りしている場合などもあります。
ベランダ防水については「密着工法(X-2)」で行うことが多くなります。
費用単価相場は、約4,000〜7,000円/㎡ となります。
工事日数は面積や天気にもよりますが、3〜7日程度となります。
ちなみに屋根の雨漏り修理を
「なるべく費用をおさえたいからなんとかDIYで修理する!」と
考える方も多いかもしれませんが、
専門の道具や材料を揃えなければいけませんし、
材料などは大型ホームセンターで売っていたとしても
業者さんが仕入れている価格より割高であることは間違いありません。
素直に専門の業者さんへ依頼する方がしっかり綺麗に仕上がり、
自分の手間をかけることなく、
最終的にはお金も時間もお得になりますよね^^
信頼できる施工会社や業者さんをみつけて
適切な防水工事をして大事な家を雨漏りから守りましょう。
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