雨漏りは油断大敵!すぐに修理しないとどうなるのか?

雨漏りは油断大敵!すぐに修理しないとどうなるのか?

2024/06/04 | タスクコラム 困りごと対策 屋根改修 床/壁/窓/ドア

雨漏りを応急処置しただけの場合、再度点検を

こんにちは!

佐工務店の岩佐です。

もうすぐ本州も梅雨入りになりそうですね。
雨が降るたびに行っていることがあります。

それは、計画中物件、稼働中物件の雨漏り状況の確認をすること。

リノベ計画中であれば、雨漏り状況、
雨水経路などの確認をしておけば
最適な提案ができるからです。

稼働中物件であれば
雨漏が無い様に施工済みでも
万が一の事があってはいけないので、
施工箇所の最終確認も踏まえ
現場に出向く様にしています。

施工管理には、こうした日々の
少しずつの積み重ねが大切なんです。

雨漏りは放置すると二次被害が発生し、
建物の寿命を縮めてしまうこともあります。

雨水は雨漏りしている部分から
木部にしみ込んで腐食し、
シロアリが発生したり
漏電の原因になってしまいます。

工事を先延ばしにしていた場合、
修理の範囲や規模が大きくなって、
工事費用が相場より100〜200万円以上
高くなってしまうこともあります。

 

雨漏りの修理費用はいくら?

雨漏りは油断大敵!すぐに修理しないとどうなるのか?

一般的な住宅の雨漏りを修理する費用相場は、
工賃、出張費用、材料費を含めると
およそ4万円〜20万円です。
劣化を放置したまま下地まで
雨水がしみ込んでしまった場合は、
30万円以上かかることも。
修理期間は、短くて1日、
長くても10日程度です。
ベランダが雨漏りをする
原因の多くは経年劣化です。

屋根全体の修理となると、
かなり高額にはなりますね。

塗装:30万~90万円
葺き替え:50万~200万円
カバー工法(重ね葺き):70万~150万円

 

雨漏り被害が自然災害であれば火災保険が使える

発生してしまった雨漏りが、
経年劣化ではなく
自然災害によるものであれば、
火災保険が適用されるケースもあります。

もし心当たりがあれば、
加入している火災保険の保険会社へ
確認してみましょう。

 

屋根の軽量化工事費補助制度の活用も

もし雨漏り修理も兼ねて
屋根の葺き替え工事をする場合、
「軽量化工事費補助」という補助制度を
利用できる可能性があります。
重い屋根を軽い屋根に交換する
(葺き替える)工事です。

概ね下記のような条件を必要としています。

●対象となる住宅
昭和56年5月31日以前着工の木造戸建住宅で、
耐震診断の評点が0.7以上1.0未満のもの。
(昭和56年6月1日以降に増改築を行ったもの、
 大臣認定を取得した住宅などは原則対象外。)

●対象となる経費
非常に重い屋根(土葺瓦屋根)を
重い屋根(桟瓦葺など)
または軽い屋根(スレート板、鋼板葺など)へ
葺き替える屋根の軽量化工事。
ただし、工事に係る費用が50万円以上のものに限る。

●補助金額
50万円(定額)

●対象となる方
姫路市内に対象住宅を所有する、
所得が600万円以下の兵庫県民の方

姫路市:住宅耐震改修工事費の補助 ▶︎

 

いかがでしょうか?
雨漏り修理が必要な場合、
屋根の軽量化やリノベーションも
計画していたなら、
補助制度を活用する手もありそうですね。

何より、雨漏りを放っておくのが一番危険です。
大切な家の寿命を縮めないためのも
雨漏りを軽く考えずに
梅雨入りする前に対策しておきましょう。

 

 

 

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