雨漏り瓦屋根の修理ポイントをご紹介
2021/05/23 | タスクコラム リフォーム 屋根改修 防水改修先日姫路市で瓦屋根の補修工事を行いました。
40年以上ほとんどプロのメンテナンスをされていない家で、
その間は自分達で修理をされていたようです。すごい 😯
実際どこまで自分達で補修できるのか?
またメンテナンスの時期はいつがいいのか、ブログに書いてみました。
目次
瓦屋根の修理は自分でもできるの?重要なポイントや注意点を紹介!
皆さんの自宅や実家はどのような屋根になっているでしょうか?
中には瓦屋根が利用されている家に住んでいるという方もいるはずです。
日本では昔から伝わる伝統的な建築手法ですが、
時間が経過すると、メンテナンスが必要になってくることもあります。
専門の業者にお願いする方がほとんどかと思いますが、
瓦屋根の修理はどのように行うか知っていますか?
また、自分でも行うことはできるのでしょうか?
今回は、瓦屋根の修理について重要なポイントをお伝えしていきますね。
瓦屋根の修理、メンテナンス時期はいつ?
一般的な瓦屋根の修理時期は20年~30年とされています。
一般的な屋根は10~20年ほどであることが多いと言われます。
種類にもよりますが瓦屋根はかなり長く持つようになっています。
実際姫路市の家では、
屋根の葺き替えは50年以上行っていません。
瓦は長持ちはしますが、
ノーメンテナンスで20年も30年もほったらかしておいても良いということではありません。
10~15年ほどが経過すると、漆喰が経年劣化で崩れてくることもあり、
20年が経過する頃には割れや欠け・瓦同士のズレが生じることもあります。
ほおっておくと、後々の修繕が大がかりになってしまうので、
表面に異常が見られなくても、定期的にプロの目で確認してもらう事をおススメします。
さらに30年・40年と放置しておくと、
瓦のダメージが激しくなります。瓦だけであれば良いのですが、
内側の下地迄ダメージを受けてしまうことも多く、
屋根全体としての修理が必要になります。
(漆喰塗り替え後)
瓦屋根は銅板などとは異なり、
木材の下地多数利用されているため、修理をしないで放置しておくと、
瓦桟の腐食などによって屋根が崩れ落ちてしまう原因にもなるのです。
また、姫路エリアの北方面では、
凍結で割れているご自宅もみかけますね。
割れが原因で雨漏りになる場合もあります。
瓦屋根の修理は、どこまで自分でできるのか?
定期的なメンテナンスや修理を行うことの大切さを実感いただけたところで次は、
「自分で瓦屋根を修理することはできるのか」ということについて紹介していきますね。
結論からお伝えすると、小規模での修理であれば、行うことができますが、
大規模な修理を行おうとすると、
かえって被害を拡大させしまうことがあります。
修理は防水テープや、コーキング材で行うことができますが、
一般的には、下記の様なコーキング材が使い易いでしょうね。
参照 セメダイン(株)
高所での危険な作業になることや、
瓦を踏む際の注意点・作業上のテクニックが必要であることを考慮すると、
実際は、一般人が行うのはかなり難易度が高くなります。
また、ミスをしてしまうと、
他の瓦も修理する必要が出てきたり、
雨漏りの原因になることがあります。
これらの理由から、瓦屋根の修繕はプロに任せるのをおススメします。
瓦屋根の修理で、雨漏りは治るのか?
室内に雨漏りが発生した際、
瓦屋根を修理することで雨漏りを治すことはできるのでしょうか?
答えは△です。雨漏りが発生するという事は、
屋根瓦以外からの雨漏りの原因がある場合もございます。
瓦と外壁の取り合いや、
板金等の隙間が原因で雨漏りが発生する場合もございます。
瓦屋根の修理に必要な費用は?
瓦屋根の修復費用は、
全体的な瓦の葺き替え、
下地の修理まで行う際には、面積にもよりますが、
数百万円ほどと高額な費用が掛かりますが、
部分的な修理であれば1万円~数万円で済むこともございます。
定期的に部分修理を行っておけば、
後々の大きな出費を抑えることができますし、
5年に1回ぐらいの目安で、5万円ぐらいで
点検・修理を行っておけば、
先々の大きな修繕のスケジュールも計画する事ができるので、
急な出費になる事もございませんし、
雨漏り箇所の確認、台風による被害を抑える事ができます。
大掛かりな工事になると、2週間ほどの期間が必要な場合もあり、
部分的な補修であれば外出時に数時間でできることもあるので安心です。
まとめ
今回は瓦屋根の修復について紹介しました。
基本的には「プロにお願いすること」と「定期的にメンテナンスを行うこと」が、
長持ちさせるためにも大切かなと思います。
また、信頼できる業者さんと繋がっていれば、
急な雨漏り等の対応も迅速に行ってくれるはずです。
安心できるパートナーを見つける事も大切かもしれませんね。