知らないと損する!瓦屋根雨漏り調査。修繕費用に大きな違いが出ますよ。
2021/08/02 | リフォーム 屋根改修 防水改修姫路で瓦屋根雨漏り調査
姫路市にて、縁側から雨漏りがするという依頼を受け、
現地調査に伺いました。
築45年の家。
当時では、珍しい設計事務所が設計し
施工のみを大工にお願いした様です。
デザインや素材、プランなど
今でも遜色ない家ですが、
経年で色々な箇所にメンテナンスが必要な様でした。
姫路で瓦屋根雨漏り調査:瓦屋根
瓦屋根のお宅で、
10年前に一部いぶし瓦葺き替えをしたそうです。
葺き替えした、
箇所から雨漏りがしているとの事です。
姫路で瓦屋根雨漏り調査:調査のポイント
縁側が漏れているという事を聞くと、
不良箇所はおおよそ予想ができます。
雨漏りの原因で多いのは、
壁との取り合い部分の、漆喰の劣化や
板金の劣化からの雨漏りです。
ただ10年前に改修されているので
漆喰は問題無さそうです。
また、
板金周りもしっかりと改修時に
補修されています。
となると・・・
どこから雨漏りしているの??
と思うのですが、
見た目は問題なくても雨漏りする場合があるんですよね。
姫路で瓦屋根雨漏り調査:調査の方法
雨漏りしている原因箇所は必ずありますので、
雨漏り箇所を特定する為、
実際に水かけをし、
雨漏り箇所を特定していきます。
おおよそこの辺りだろう・・・と
処置する方法もあるかもしれませんが、
処置方法で、
見た目が変わるかもしれませんし、
雨漏り処置をした場所が間違っている場合もございますので、
確実に処理できる様、
原因箇所を潰していきます。
見た目通り、
壁際のしっかり処理されている箇所からの
雨漏りは無いようです。
であれば、
施工が難しい箇所があったのでここかな??
っという感じで水かけ位置を変えながら調査していきます。
予想的中で、
瓦、樋、板金など各所が取り合う場所に
水を掛けると1階から雨漏りしてきました。
その後、
さらに、
水量を弱め、
詳細に雨漏り場所を特定します。
姫路で瓦屋根雨漏り:まとめ
瓦屋根の雨漏り箇所が多い場所は、おおよそ特定されるのですが
調査方法で成果に大きな違いがでます。
また、実際に雨が降っている時では
雨漏り位置の特定はできないので、
晴天時に調査するのが基本となります。
ただ今回の様な
築45年経過している家では、
経年劣化もありますので、
特定した場所を処理したとしても、
また違った箇所から漏る場合もあるので要注意です。
とは言え、
雨漏り箇所の
原因を把握し
メンテナンスする事で費用も抑える事ができるので安心ですよね。
雨漏りで悩まされいる方
台風シーズンまでに早め処理を。