建物の寿命を伸ばす雨漏りメンテナンス
2022/10/16 | 現場レポート 事務所 屋根改修 防水改修メンテナスとリフォーム提案
こんにちは!
佐工務店の岩佐です。
先日は秋晴れの中、普段からお世話になっている企業様施設の雨漏りメンテナスを行った後、施設内の作業スペース増設要望のヒアリングを行いました。
雨漏りは、長雨や強い吹き降りなどが有れば発生している様子。
以前他のエリアの雨漏り調査で水掛け試験を行なっていますので、原因となる箇所を重点的に補修を行いました。
鉄骨造は外壁ALCが防水層になり、ジョイント、サッシ廻のコーキングの劣化から雨漏りするのが大半。
おおよそ10年周期でメンテナスが必要になり、ランニングコストがかかる仕様です。
長期のメンテナスの計画を立てる事をおすすめします。
ALCは軽量で断熱性に優れた素材です。
軽量気泡コンクリートとも呼ばれ、内部に気泡の穴が空いており、水に浸すと浮くほど軽量な素材です。
一般的には通常のコンクリートの約1/4の重量となります。
メリットは、この素材自体は耐久性が非常に高く、定期的にメンテナンスをすれば、50年程度は外壁の張替え工事が不要なことです。
そして高い断熱性があり、夏は涼しく、冬は暖かいという効果があります。
コンクリートは吸水性が高く水の影響を受けやすいので、冬季に浸潤した水が凍結しひび割れすることを防ぐために、定期的に防水性の高い塗料を施したり、コーキングの補修をすることで、そのデメリットを回避できます。
よりコスパの高いご提案ができるように
その後、施設で問題になっている、作業スペース不足を解消すべくエリア増設、レイアウト変更などのヒアリングを行いました。
材料が搬入されてくる動線や、大きさ、素材の仕様なども確認。
図面寸法と実際の現地の大きさが一致しているか測量しています。
家造のリフォーム同じでお客様の要望、現在のお困り事などを聞きながらプロ目線でアドバイスを行います。
当初予定されている内容とは違い、よりコスパの高い方法で提案する事になりそうです。
まだまだ調査は必要ですが、現在の不満が解消でき、生産性向上+スタッフの皆様が快適に仕事が出来る様な提案が出来ればと思います。
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