第1種換気システムは花粉症対策に効果あり?おすすめのメーカーをご紹介
2023/03/02 | タスクコラム花粉が舞う季節。花粉症の方には様々な症状に悩まされる辛い季節ですね。マスクやうがいなどの基本的な対策以外におすすめの方法はどんなものでしょうか?
住まいに関する花粉症対策を解説していきます。
目次
第1種換気方式とは?
花粉症対策に有効?
第1種換気方式は24時間換気システムの一種で、家の中で必要な給気量と排気量を調節し、室内の圧力を常に一定に保つことができます。断熱効果に優れた高性能住宅で採用されています。
高性能換気システムで今人気のある商品に、パナソニックの「気調システム®」があります。
パナソニックの「熱交気調システム®」は、熱交換気で家全体を給排気するため、冷暖房時の換気による熱のロスが少なくてすみます。高気密住宅向けで、家の要所に設置された給気口を通しての給気と、廊下や洗面所などでの集中排気で、24時間常時換気が可能です。冷暖房時には冷気や暖気を逃さず、省エネ性に優れているほか、湿気の侵入や過乾燥を防ぎます。
熱交換気により1年中快適な家
(引用元:Panasonic 気調システム®)
熱交換気は、排気の際に汚れた空気と一緒に失われていた熱を、給気時に回収して室内に戻します。熱回収により空調にかかる負荷を軽減でき、熱のロスを低減できるので冷暖房コストを抑えます。また、冬期では冷たい外気を室温に近づけて給気するので、給気口からの冷気も緩和できます。
なぜ花粉症対策に有効なのか?
(引用元:Panasonic 気調システム®)
IAQ制御により季節にあわせて快適運転
IAQ制御により季節に合わせたおまかせ自動運転で、家の中の空気や気温を常に快適な状態に保ちます。外気との気温差を判断し換気システムによる給気・排気の換気量を減らして消費電力を抑える「ECO運転」に加え、室内に入り込む空気量を変えずに室内の気圧をコントロールすることで家のすき間などから侵入する花粉や粉塵(PM2.5)を抑えます。花粉症対策にはこの気圧調整が有効なポイントとなります。また室内外の温度差と室内湿度により熱交換気風量を調整し、冬場の結露や乾燥を抑えます。重要なのは、微小粒子用フィルター搭載のものを選ぶことです。
微小粒子用フィルターは、花粉はもとより、それよりも小さなpm2.5や黄砂などの粒子もキャッチし、室内への侵入防止に効果を発揮します。
給排気量バランスも最適にコントロール
排気用と給気用それぞれに搭載された、風量一定制御機能付きのDCモーターにより、ダクトの長さや曲げ、外風圧に左右されず安定して給排気量を同一に保つことができます。
掃除メンテナンスが楽
パネルの排気フィルターは、掃除機などで容易にお手入れでき、壁面設置も可能なので、フィルターなどのお手入れがしやすくなります。粗塵防虫フィルターで生きた虫が入っていた場合でも逃がしにくくします。
■花粉症対策に有効な高性能換気システムのまとめ
高性能住宅といえば単に断熱性能が良い、と思いがちですが、断熱性能が高い家は気密性も高く、部屋の温度を快適に保つこと以外にも、第一種換気方式である高性能換気システムを採用することで省エネで快適に暮らす事ができ、
花粉や粉塵が家の中へ侵入するのを抑制してくれ、健康的な環境を保つことができます。
これから家を建てる方、フルリノベーションなどをお考えの方は、省エネはもちろん花粉症対策もできる高気密住宅についても検討されてはいかがでしょうか。
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