注文住宅で予算オーバーする原因と対策について解説!

注文住宅で予算オーバーする原因と対策について解説!

2023/02/07 | タスクコラム 注文住宅

これから家を建てる人、リフォームする人にとって、決して安い買い物ではないマイホームやリフォーム費用。特に注文住宅は設計の自由度が高い分、理想の家をそのまま思い描くと予算オーバーになることもしばしば。
今ある資金、毎月の出費がどこまでなら出せるのか、何にいつ、どのくらい出費があるのか、それを知ることから始まります。
そこで今回は、注文住宅で予算オーバーする原因や予算オーバーしないための対策について解説します。

 

□注文住宅で予算オーバーする原因

予算オーバー

 

家の建築、リフォームで失敗しないためには、間取りや製品、床材、壁材、コンセントの位置まで、ありとあらゆる部分で確認が必要になります。
確認しなければいけない部分が自分で分かっていないと、確認することすらありません。業者さんも進行状況によってある程度は確認しにきてくれますが自身でも把握する事も大切です。

見積書に必要なもの全てが記載されているか

ここで大切なのが見積もりの内容です。複数社で見積もりを取るのはもちろんですが、自分の知識不足によって見積もりが甘くなることもあります。
様々な情報収集をしておくことが大切ですが、見積もり内容が細かく記載してくれる会社は安心感が持てます。もし細かい記載がない様なら、質問や記載をお願いしても良いと思います。

土地に地盤改良が必要だった

良い立地の土地を見つけて早々に購入し、いざ工事が始まり調査していくと地盤改良が必要になるケースがあります。
資金計画に地盤改良費を入れておいて、地盤調査後に地盤改良の必要がない地盤と言う判断がでれば、
費用は発生しないし、改良が必要であっても当初の予算で組み込んでいるので納得。

建物面積を大きく取りすぎてしまった

広い家は誰もが希望を持っているかもしれませんが、広すぎるとそれに伴って費用もあがります。
本当にその広さが必要なのかを検討してみましょう。コンパクトで快適な住まいにする事が大切です。

部屋数を多めにした

同じ面積でも部屋を多めに区切ることで、壁や断熱材や窓などの材料費や施工費が増えていきます。子供が巣立ったらそれぞれ区切った部屋の壁を取り払って大きくするリフォームの例もあるので、初期建築費用を抑えたければ、後から部屋を簡単に区切れる方法を考えてみても良いでしょう。

凸凹の多い家になった

複雑な間取りになれば外観も複雑になることが多く、壁面積が増えることで材料費や施工費も高くなります。
総二階にすることで家の凸凹が減り、コストを抑えられます。

近年のウッドショック

これは建築時期によっては消費者側でどうにかできる問題ではありませんが、木造住宅を作る上では一昔前よりもコストが上がっています。

住宅設備のランクUP

性能の良い家は快適感もUPしますが、希望の設備を全て叶えようとする見積もりも当然UPします。予算上限をしっかり伝えてチョイスしてもらうことが大切です。

外構のことを考えてなかった

庭や門扉、駐車スペース、ガレージや防犯設備など、住居の方に関心が行きすぎて、意外と大事な外構工事を予算に含めていないこともあります。
まずは住んでからという場合でも、必ず必要になる費用はしっかり把握しておきましょう。

予算を伝えていなかった

見積もりやプランニングを依頼する際、予算をしっかり伝えておらず、理想のマイホームイメージや間取りだけを伝えただけなら、予算度外視で進行する場合もあるので、
しっかり予算を伝えた上で、これだけは譲れないというポイントを数点伝える様にしましょう。

そもそもの予算が少ない

土地や家の購入、リフォームするための資金が、最低限必要な額を満たしていないケースもあります。もう少し貯金してから検討するのか、ローンを組むのか、再度熟考したほうが良いでしょう。

補助金が使えることを知らなかった

補助金が使えることを知らずに、その年の公募が終わってしまった、ということもあります。使用する住宅設備、や商品が一定の条件をクリアしていることが必要ですが、施工会社が補助金交付申請するため、依頼する建築会社と情報共有する事が大切ですね。

金銭感覚の麻痺

注文住宅など新たに建てる場合は数千万円という高額になり、多くの方にはかなり高額な買い物になると思います。普段馴染みのない桁数の金額ですが、何度も打ち合わせを重ねるうちに数十万単位の設備投資が小額のように思えてしまいがちです。
少しくらいのランクUPは良いかな、という気持ちが重なり、大きな予算オーバーになることもあるので、しっかりお財布の紐を締めて検討することが大切です。

 

□予算オーバーしないための対策について

譲れないもの、妥協できるものを把握しておく

せっかくの大きな買い物、とはいえ全てを希望通りにすると当然予算も膨らみがちです。大切なことは予算内でできること、「ここだけは譲れないもの」から「妥協できるもの」まで優先順位をあらかじめ決めて、それを設計・施工会社にしっかり伝えておくことです。あとは家以外にも費用がかかってくるので、何に必要になるのか予め情報収集しておくことが大切です。

一般的な費用感を理解しておく

間取りや設備などによって、かかる一般的な費用を把握しておくと、自分に回答された見積もりが高いのか安いのかの簡単な判断がしやすくなります。

例としては、
床暖房:6畳 30万円〜
ウォークインクローゼット:3畳 20万円~
造作棚:20万円〜
キッチンパントリー:15万円~
アイランドキッチン:100万円~
浴室暖房乾燥機 :10万円~
太陽光発電:100万円~

となります。これらを踏まえておけば、後からつけられるものは省こう、などの判断がしやすくなりますね。

建築費以外の諸費用を把握する

その他、住宅ローンや登記費用、税金などの諸費用もかかってきます。それら総額を踏まえて細かなところを決めていきましょう。

外構計画も含んだ設計をお願いする

外構計画も含んで設計する事で、後工事すると余計な経費が掛かる場合がある。最低限の外構を当初から盛り込む事もおススメです。

面積を小さくする

コンパクトに暮らす事で全体費用を落としながら、素材にこだわって家造りができる。
ランニングコストの光熱費も安く済む場合がります。

 

□まとめ

今回は、注文住宅で予算オーバーする原因や予算オーバーしないための対策について紹介しました。
どこにどの程度のお金がかかるのかを把握し、こだわる部分の優先順位を決めておくことで予算オーバーを防げるでしょう。
一生に一度の大きな出費の一つの家造り。
一度に完成させる事もいいですが、年月を重ねてバージョンアップする方法もりありますし、
しっかりと吟味して、低金利の昨今。
今の内に満足できる家造りをするお客様のいらっしゃいます。

予算オーバーをする事でダメと言う事ではなく

しっかりと理解し自分達の暮らしにとって費用対効果が高ければ

きっと満足いく事になると思います。

 

皆さんの暮らし方で家造りも変わりますので、

注文住宅を検討しているが

どうすればいいか迷われている方

気軽に質問をください。忌憚の無い回答をさせていただきます。

 

 

 

 

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