なぜ高性能の塗装でも外壁修理が必要?(後編)
2021/12/25 | タスクコラム リフォーム 外壁改修下地処理のその後
いよいよ冬本番。
寒い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
外壁リフォームを検討されているお客様が多いと思います。
今日は先日のブログ「なぜ高性能の塗装でも外壁修理が必要?」
の続きをお届けします。
前回までの流れは、
最初の施行時に高性能な外壁塗装をされていましたので、
一般商品よりは劣化は少ないのですが、
クラック(ひび割れ)が目立ってきていたので
外壁リニューアルのご依頼がありました。
クラックの原因は様々なため特定は難しいですが、
適切な補修を施しながら下地処理をしていきます。
前回までのおさらい。前回のブログはこちら

足場設置

晴天! 塗装日和です(笑)

足場設置準備をどんどん進めていきます。
下地が大事。徹底的にクラックを埋めていく。
こちらのお宅では主に
・ヘアクラック
・開口クラック
などが目立っていたので
その辺りをしっかり補修していきます。
少しのクラックでも放置してしまうと
水分が徐々に浸透してしまい
建物自体の構造にも悪影響を及ぼしかねません。
ここでの下地を適切に処理していくことが大切で
今回は下地に4日間を費やしています。
補修方法としては、まずビスでクラック部分の補強をし、
その後塗装でひび割れ部分を処理。
そして下塗り、上塗りへと工程は進んでいきます。

ひび割れ(クラック)部分の補修ができたところ。

進行状況を職人さんと確認。 いつもありがとうございます!
外壁のひび割れや修理の改修工事の工程は?
一般的な外壁改修工事の工程は下記のようになります。
①足場設置前の現場確認 1日 ※1時間ほど
②足場の設置 1日
足場設置後の現況確認 4時間ほど ここが大切。
③高圧洗浄 1日
④下地処理 1日
⑤養生 1日
⑥外壁塗装・下塗り 2~3日
⑦外壁塗装・中塗り
⑧外壁塗装・上塗り
⑨完了検査 1日 ※2時間ほど
⑩足場の解体 1日
※天候により日数が増える場合があります。
佐工務店ではなるべく迅速にご対応させていただいております!
また、外壁改修工事の見積もり費用相場としては
住宅の大きさや外壁の種類や補修内容によっても様々ですが、
30坪程度で約80万円〜からになります。
気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
下塗り、上塗り工程へ
入念に下地処理をし、いよいよ下塗り、上塗りへと工程を進めていきます。

上塗りしていくと発色がきれいです!

どんどん塗っていきます。

屋根の裏面も隅々まできれいに塗られました!

足場にかかっていたシートをめくり、最終確認OKです!
■外壁改修工事(後半)のまとめ
足場が組まれて家の周囲がシートに覆われると
なんとも言えない閉塞感があるかと思います(笑)
なのでできるだけ迅速に工事を進めたい…!
とはいうものの、ひび割れ(クラック)の処理を
怠るわけにはいきません。
大切なお客様の家を、少しでも長く良い状態で
長持ちさせるのが私たちの使命です。
なんらかの理由により地盤に変化があったり
環境などによっても
どうしても家のどこかにも影響がでてしまうので
定期的なメンテナンスが必要になってきます。
DIYでの補修も良いですが、足場や機材、
工具や材料の準備や手間を考えると大変です。
外壁などの補修はひび割れの幅や深さなどにもよって
後々補修度合いが大きくなることがあるので
あくまでも応急処置と捉えた方が良いかと思います。
ご自宅がいまどんな状態なのか?
どこまでのレベルで補修が必要なのか?
正しく診断してくれる主治医さん的な
街の専門施工会社などと、
親しくなっておくのが良いかもしれませんね^^
外壁修理などに関するブログも多数掲載しています!
なぜ高性能の塗装でも外壁修理が必要?(前編)
外壁リフォームのご相談
白洲そとん壁スチロゴテ仕上げの汚れを取る方法
外壁リフォームで素材選びのポイントは?
佐工務店では、
目で見えないお客様のお困りごとを発見し
お客様の幸せなライフスタイルへとお導きできる様、常に心がけています。