なぜ高性能の塗装でも外壁修理が必要?(前編)

20数年ノーメンテナンスの外壁改修 こんにちは。 今回は長年経過した住宅の外壁改修の様子をお届けします。 こちらのお宅では施工事に高性能な外壁塗装をされていたので、 色の褪色や剥がれ、壁の劣化など、 安価な商品よりも経年劣化は少ないのですが、 クラックが各所に目立ってきていました。     足場施工し、各所をチェック     足場を組んで普段手の届かない、 見えづらいところまで確認できる様になると、 壁の浮きが確認できました。 こちらはビスで補強しました。       屋根瓦の方まで確認していくと 釘の浮きもありました。 こうして各所の歪みや膨れなども 同時に補修していくことが可能です。   なぜクラックが起こるのか? クラック(ひび割れ)には大きく分けて二つの種類があり、 塗膜表面のクラックと、外壁材自体のクラックです。 原因としては経年劣化によるものや、外壁材の特性、 施工行程での不備、地盤沈下や地震などの外的要因など 発生原因は多岐にわたります。 高性能の材料で塗られていれば経年劣化は抑えることが可能ですが、 様々な理由によってクラックが生じてしまうことがあります。 軽いものは、「ヘアクラック」と呼ばれ髪の毛の様に 細いひび割れのことを言います。   ここで気をつけたいのは外壁材自体のク … 続きを読む なぜ高性能の塗装でも外壁修理が必要?(前編)