リフォーム妄想が止まらない町家見学
2022/10/06 | リフォーム町家がひっそりと息づく街並み
こんにちは!
佐工務店の岩佐です。
先日、飾磨区にある状態のいい町家を見学してきました。
町家改修の投稿をしている事もあり、
仕事仲間から『岩佐さんの好きそうな物件あるから見学する?』と
お声がけ頂き現地確認に^_^
現地に行けば、ちらほらと町家の並ぶエリアで初めて見る街並でした。
道路に面する格子や、漆喰、瓦の状態が良く、中に入っても雨漏りで、
劣化している箇所がほとんどなく、定期的なメンテナンスをされていた様子が伺えました。
通り庭をくぐれば、灯篭のある中庭があり、囲む様に部屋が配置され、
整備すればいい雰囲気になるだろな〜とイメージも湧いたり。
トイレのドアや手洗いなども当時のままで状態が良い!^_^
2階は天井が低く、荷物ではっきり見えませんでしたが、虫籠窓の形跡も。
虫籠窓とは、虫籠格子(むしこごうし)とも呼ばれ、主に漆喰の塗屋造りと呼ばれる町家建築の二階部分に、縦の格子状に開口部を設けた固定窓のことで、二階の通風や採光のために設けられます。 その見た目が虫籠に似ていることからその名がついたと言われています。
蔵や井戸もある。
既存の木製建具も、可動も問題無さそう。
まだまだ多くの使い道がありそうな物件で、改装範囲を制限し費用を抑え、
ゆったりとした時が流れるような、骨董品や伝統文化財を扱うギャラリーとして使っても合いそう。
町家暮らしや町家店舗の他に、町家ギャラリーという選択肢もありですね。
昭和ノスタルジーをじっくりと味わえるような、空き家活用のお手伝いができればと思います。
立ち会いに際し、各調整して下さった仲間に感謝です。
こんな事がきっかけで、新たな展開が生まれるとワクワクするなーと思う時間でした。
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