補助金で賢く性能向上リノベーション
2023/01/17 | タスクコラム リフォーム 断熱改修性能向上リノベーションで補助金活用
スリッパレスで家の中を過ごしたい、だけどとてもじゃないけど冬は素足で廊下を歩けない…こんな方もまだ多いのではないでしょうか？
冬は暖かく、夏は涼しい、断熱効率の高い家で暮らしませんか？
令和5年度のリフォームに関する補助金制度が、もう始まっています。
住宅省エネ2023キャンペーン
「住宅省エネ2023キャンペーン」は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する新たに創設された3つの補助事業の総称です。
①こどもエコすまい支援事業
子育て世帯や若者夫婦世帯(※1)による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や
住宅の省エネ改修等に対して補助金(※2)が交付されます。
また、窓リフォームに関する他の補助金制度(※3)との併用も可能です。
※1 子育て世帯（18歳未満の子を有する世帯）・若者夫婦世帯（夫婦のいずれかが39歳以下の世帯）が取得する一定の性能を満たす住宅
※2 世帯の属性などにより最大補助額は30万円～60万円と変動します
※3 住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業等（先進的窓リノベ事業）など
令和4年12月17日以降の工事着工分から申請可能。
（※工事請負業者が事前に事業者登録していること）
こどもエコすまい支援事業 ▶︎
②先進的窓リノベ事業
窓の断熱改修（リフォーム）を対象に、実施する補助対象工事の内容に応じて定額の補助が可能です。（一戸当たり、5万円から最大200万円まで補助）
先進的窓リノベ事業 ▶︎
③ 給湯省エネ事業
エネファームやエコキュートなど高効率給湯器の購入・工事、リース利用に補助を受けられます。
・家庭用燃料電池（エネファーム）：15万円／台
・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機
（ハイブリッド給湯機）
ヒートポンプ給湯機（エコキュート）
：5万円／台
・補助上限：
戸建住宅：いずれか2台まで
共同住宅等：いずれか1台まで
給湯省エネ事業 ▶︎
それぞれ細かな取り決めがあります。
ここでは、②の「先進的窓リノベ」について概要を見ていきます。
高い補助額で支援「先進的窓リノベ事業」
「先進的窓リノベ事業」は、既存住宅の窓の高断熱化を促進するため、改修に係る費用の一部を補助することで、冷暖房費負担の軽減や、家庭からのCO2排出量約７割削減（2013年度比）への貢献、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保への貢献を目的とする事業です。
先進的窓リノベ事業は、窓だけの性能向上リノベーションなんで比較的補助取得に対しての費用対効果も高いと思います。
●予算
1,000億円
●補助対象
窓の断熱改修（リフォーム）
対象者：工事発注者
●補助額
実施する補助対象工事の内容に応じて定額（一戸当たり、5万円から最大200万円まで補助）
●登録事業者
補助対象者に代わり交付申請等の手続きを行い、補助金の交付を受け、交付された補助金を補助対象者に還元するものとして事務局に登録された者（工事請負業者）
●補助金の還元方法（以下のいずれか）
① 補助事業に係る契約代金（最終支払に限る）に充当する方法
② 現金で支払う方法
●対象期間
・契約日の期間
2022年11月8日～遅くとも2023年12月31日※1
・着工日の期間
窓リノベ事業者（住宅省エネ支援事業者）の登録以降※2
・交付申請期間
2023年3月下旬～予算上限に達するまで
（遅くとも2023年12月31日まで）※1
※1：締切は予算上限に達すると締め切られます。
●スケジュール（予定）
・事業者登録の開始：2023年1月17日
・リフォーム対象建材の公表：2023年1月31日
・交付申請の開始：2023年3月下旬
先進的窓リノベ事業は、早ければ秋頃に予算上限に達する場合があり締め切られてしまうため、検討中の方は早めの計画をお勧めいたします。
窓リフォームは、寒さだけではなく、暑さ対策に優れています。
シングルガラスであれば、せっかく暖めた部屋、冷やした部屋の半分以上の熱量が窓から逃げていきます。
窓の近くに居れば寒さや暑さを感じやすいのは窓の性能が悪いからなんです。
窓リフォームは、断熱リフォームをする上で一番効果が高いと思います。
先進的窓リノベ事業の事や、その他性能向上リノベーションで何か気になること、小さなお困り事があれば、お気軽に佐工務店までお問い合わせください。
参考：
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