ブロック塀、本当に大丈夫?
2022/09/27 | 現場レポート エクステリア身近に潜むブロック塀の危険
こんにちは!
佐工務店の岩佐です。
みなさんも記憶にあるかと思いますが
2018年6月18日の大阪北部地震では
小学校のブロック塀が倒壊し
大阪府高槻市の女児が
亡くなった事故がありましたね…
翌年12月、高槻市教育委員会の
当時の担当者3人と
点検業者の担当者1人の計4人が
業務上過失致死の疑いで書類送検
されました。
きっと誰もがまさかという思いで
予期されていなかったのでしょうね。
けれど絶対に起こってはいけない
悲劇です。
先日、ブロック塀の老朽化で
破損している箇所等の補修工事を
行ってきました。
写真の様に、
既存ブロック表面に亀裂が入っている
のをご覧になられた事は
ございませんか?
原因は、経年劣化からブロック内部に
水が浸透し、補強の為に縦横に
入っている鉄筋が錆び膨張した結果
ブロックを破損させます。
今回は、破損部分にモルタルを充填
するのと、控え壁を設置させて
頂きました。
モルタル充填
控え壁設置
現在ブロック塀には規定が定められ、
高さ1.2mまで(6段)1.2m以上の
高さを積む場合は定められた基準で
施工する。高さの最大は2.2m以下
(10段)となっております。
姫路市では、危険なブロック塀の
撤去費を支援してくれる補助金も
ございますので一度HPをご覧ください。
各市町村で受け付けられています。
姫路市
ブロック塀の早期点検・撤去費補助 ▶︎
兵庫県
建築物の既設の塀に関する相談窓口の開設等について▶︎
ブロック塀老朽化のまとめ
台風や地震、洪水、何かの衝撃が
加わって、ブロック塀が倒壊し、
人を負傷させたり
他人の車や建造物に被害を与えてしまう
かもしれません。
普段は気に掛けないブロック塀ですが
近隣、道路に面し、トラブルの原因に
なりやすいので以下をおススメします。
ブロック塀でヒビ割れを見たら絶対すべき3つのこと
- ①ヒビや崩れなど異常がないか定期点検する
- ②異常があれば工務店や外構業者に相談する
- ③市町村で可能な補助金申請をする
詳細なことは専門業者と話し合ってくださいね。
ご家族を守り、平穏で安全な暮らしの
ために、ぜひご確認ください^_^
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