カウンターキッチンのリフォームまとめ!費用・注意点・メリットデメリットをプロが解説!

カウンターキッチンのリフォームまとめ!費用・注意点・メリットデメリットをプロが解説!

2021/12/26 | タスクコラム リフォーム キッチン

カウンターキッチンのリフォームを検討している方に、リフォームに失敗しないための注意点から工事費用の相場、リフォーム事例といった気になる点について姫路で地域密着型の工務店を展開している佐工務店がプロの視点から解説をしていきます。

そもそもカウンターキッチンとはどういったキッチンなのでしょうか?まずは簡単にカウンターキッチンについて解説した後、リフォームについて解説していきます。

カウンターキッチンとは?

キッチンとダイニングルーム(LDKの間取りの場合はリビングも含む)の間にカウンターが設置されているキッチンの形式をカウンターキッチンと言います。

辞書ではカウンターキッチンはダイニング(食事をする部屋)の方を向きながら食事の支度などができるように、流し台やコンロが配列されているキッチンスタイルとされており、こうしたキッチンは対面式キッチンとも言われています。

そのため、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンといったフルオープン式キッチン(キッチンとダイニングの間に壁や仕切りなどの遮るものが存在しないキッチンのこと)もカウンターキッチンとなります。

キッチンには沢山の種類があるので、更に詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

キッチン種類と種類毎のメリットデメリットを工務店がプロ視点で解説

カウンターキッチンのメリットデメリット

カウンターキッチンのメリットとデメリット

どんなキッチンにもメリットとデメリットがありますが、出来ればデメリットは事前に知っておき回避したいものですよね。

この項目ではカウンターキッチンのメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

カウンターキッチンの一番のメリットはやはり、ダイニングやリビングルームといった他の部屋の様子を見渡しながらキッチン作業ができることです。

小さい子供の様子を見ておくことができたり、家族と会話しながら料理ができるのは思っている以上にメリットになります。

一人暮らしだとしても、リビングにあるテレビを観ながらや、窓の外の景色を眺めながらキッチン作業をするといったかたもおります。

また、キッチンが独立しているクローズキッチンと比較すると、余計な壁などの仕切りもないので、圧迫感を感じることなく、開放感があるキッチンになります。

デメリット

カウンターキッチンのデメリットとしては、余計な壁や仕切りがないぶん料理の臭いがダイレクトに部屋中に広がる可能性があります。

こうした臭いが一時的であれば良いのですが、カーテンや家具などに臭いが移ってしまう場合もあるため、キッチンの換気は非常に大切になります。

また、メリットで家族などとの会話をしながら料理ができるという点について触れましたが、逆に友達の来客時などはダイニングやリビングルームからキッチンが丸見えの状態になってしまいます。

キッチンは他人には見られたくない。と考えている場合はカウンターキッチンのデメリットに感じる部分でしょう。

リフォームに失敗しないための注意点

カウンターキッチンリフォームの注意点

メリットとデメリットをよく理解した上で、カウンターキッチンへリフォームするかたに向けて、リフォームに失敗しないための注意点をこの項目では解説していきます。

リフォーム後の導線を考えておく

カウンターキッチンからカウンターキッチンにリフォームするという場合はあまり気にならないかもしれませんが、壁付型キッチン(背面キッチン)の場合はキッチンの正面が壁側についているため、後ろを振り返ってすぐに料理を配膳することも可能性です。

一方、カウンターキッチンの場合は壁や仕切りがあるため、回り込んで料理を配膳する必要があります。

コンロがキッチンの奥にある場合は(このパターンが殆ど)例えば、鍋料理の鍋を運ぶ際に手間を感じる可能性もあります。鍋をするのは冬だけでそんなに回数はないから大丈夫。というかたもいらっしゃるでしょうが、食べ終わった食器をキッチンに戻したりといった作業も同様の導線になります。

一回あたりの作業はそこまで手間に感じなかったとしても、キッチンは毎日使用することが多い場所ですし、先ほどの鍋の例も毎年と年を積み重ねるとそれなりに不便に感じる回数になるのではないでしょうか。

一度気になると、期間が空いても気になってしまうものですよね…。

他の部屋の広さは十分か

こちらも上記と一部関連するところですが、壁付型キッチン(背面キッチン)は壁に面してキッチンが設置されているという構造上、部屋のスペースを有効活用でき、広々とした間取りにすることがメリットです。

しかし、カウンターキッチンの場合はキッチンと他の部屋の間に壁や仕切りがあるので、間取り的にも感覚的にも狭く感じてしまいます。

カウンターキッチン部分だけでなく、カウンターキッチンにした場合の他の部屋の広さなどは事前に把握しておくとよいでしょう。

料理に集中できるか

一部の意見ではありますが、カウンターキッチンにリフォームしたことにより、他部屋の様子がよくわかるようになり、今まで気にしていなかったことが気になるようになってしまった…。という意見もあります。

例えば、自分が料理や家事をキッチンでしている時に、ふとリビングの旦那さんを見るとテレビを観ながらゴロゴロしていてなんで自分だけ…とイライラしてしまった。。というようなケースです。

他の部屋の様子がわかるようになるというメリットもありますが、テレビや上記の例といった今までのように料理に集中できなくなる可能性も考えられます。

逆手にとってカウンターキッチンにリフォームしたタイミングで家族に料理や家事に積極的に参加してもらうというのもありなのではないでしょうか。

カウンターキッチンのリフォーム工事費用相場

カウンターキッチンの費用相場

カウンターキッチンからカウンターキッチンにリフォームするのと、独立型キッチンなどからカウンターキッチンにリフォームするのでは、リフォーム金額もかわってきます。

独立型キッチンの場合は、キッチンまわりの壁を撤去するといった工事も発生するため、リフォーム工事価格としては少し高くなります。

また、キッチンのリフォーム工事で理解しておくべき費用の概念として、キッチン自体の本体価格と工事自体の施工費用が発生するということです。

諸々を踏まえても、100万~150万円程は考えておくとよいでしょう。相見積をする場合でも何にいくらが発生するのかといったように、それぞれ見積りの内容を確認しておきましょう。

トータルコストは安かったとしても、本来コストカットしなくてもよい部分がコストカットされてしまい、中途半端なリフォームになってしまうリスクもあるので注意が必要です。

カウンターキッチンのリフォーム工期

1週間~2週間程を考えておくとよいでしょう。ただし、壁付型キッチン(背面キッチン)からカウンターキッチンへリフォームする場合は、3週間以上かかる場合もあります。

いずれにしても、数時間で完了するという工事ではありませんので、業者とスケジュールをしっかり調整してリフォームするようにしましょう。

意外と見落とされがちなのが、キッチン自体の商品在庫がない場合は納品待ちとなり、そもそものキッチンがないと工事自体ができなくなってしまうという点です。こうした部分も予め業者との打ち合わせで確認しておくとよいでしょう。

カウンターキッチンのリフォーム事例

佐工務店で対応しているお客様のキッチンリフォームの事例をご紹介させていただきます。

キッチンリフォームと断熱改修

まとめ

カウンターキッチンリフォームまとめ

カウンターキッチンにはメリットもデメリットもあります。それぞれを事前に把握した上で、最終的にカウンターキッチンへのリフォームを検討してみてください。

キッチンリフォームで失敗しないための注意点についても、人によって感じかたが全く異なるため、メインでキッチンを使用するかたの意見を中心に家族から意見も参考にしてみてください。

キッチンはライフスタイルの中でも重要なエリアになります。リフォームを通じて、より良いライフスタイルの獲得を佐工務店では全力でサポートしていますので、小さなお困りごとからお気軽にお待ちしております。

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