キッチンリフォームと気流止め。
2021/09/12 | リフォーム 断熱改修 キッチン夏も終わり、
秋の気配を感じる季節となりましたが、
コロナ感染もまだまだ油断出来ない状況。
早くコロナが落ち着き、
情緒を楽しむ生活を送りたいものです。
キッチンリフォームの相談
先日、キッチンリフォームの相談で築36年、公庫融資物件のお客様宅に訪問。
キッチンリニューアルと言う事で訪問させて頂きましたが、
お客様のお話から、キッチン以外にも
寒い、かび臭い、収納が少ないという事が現在のお困りごとの様です。
キッチンリフォーム:床下確認
ヒアリングをした後に、現状調査を行いました。
部屋のサイズ、現在お使いの家電サイズ、キッチンの高さ、など確認。
新たな提案をする上で、
既存の知る事が大切。
その後、寒さやカビ臭さの原因が多いと思われる床下確認↓
床下の木材等はシロアリ被害もなく健全な状態でありましたが、
寒さや、かび臭い原因が多く潜んでいる状況です。
キッチンリフォーム:気流止め
調査を終了。現状を確認すると色々と見えてきました。
今回のキッチンリフォーム工事で
当社からの提案は・・・
・キッチン入れ替え
・収納スペースの確保
・新たな動線の確保
・床下防湿層の確保
・断熱改修
最後の断熱改修がお困りごとを解消し、
暮らしを激変させるカギになりそうです。
断熱改修という言葉は一般的になってきたと思います。
現在の状況は、床下に断熱材が入っていない場状況ですので、
断熱材を入れて補強します。
さらに、床下の空気が壁内に入らない様に
部屋と床下空間をしっかりと分ける為に気流止めを行う予定です。
→マグ・イゾベール株式会社より気流止とは
いくら床下に断熱材を入れたからといっても、
この年代の家の構造であれば、
気流止をしなければ断熱効果は半減です。
工事費用が安価で効果は抜群です。
高価な断熱材では、改修する事なく、
コストパフォーマンスが高い工法で行うのが断熱改修の基本。
キッチンリフォーム:まとめ
今回キッチンリフォームの相談を受けまだ計画中でありますが、
一般的には、キッチンリフォームと言えば、キッチンのみ入れ替え通常。
しかも、提案・施工としても比較的簡単。
ただ、お客様のお困りごとを紐解いていくと
何十年生活していると、不満は満載なのです。
見た目だけでのリフォームでは、一瞬のリフレッシュは可能ですが、
なんら暮らしは変わりませんが、
動線や断熱性能を向上させる事で、
快適性が今後数十年続いていくのです。
もちろんコストはかかりますが、
それ以上の快適な暮らしがあるなら、
そちらを選択されますよね。
目には見えない提案が
最適な価格でどれだけ提案できるのかが
私達、工務店のスキルでもあるのでしょうね。