庭木や雑草を放置した空き家の末路は?対処しないと痛い増税

雑草放置し続けた「管理不全空き家」は税優遇が無くなる   地方の過疎化、人口減を背景に年々増加の一途を辿る日本の空き家。 空き家問題の対策を強化するため、国土交通省は「空家対策特別措置法」を改正する方針を固め、管理が不十分な物件を新たに「管理不全空き家」と規定することになりました。 改善の行政指導に従わなければペナルティーとして固定資産税の優遇措置が解除されます。 税優遇が解除されることにより、固定資産税がそのままのしかかり、空き家をしっかりと管理していなければ、これまで払わなくて良かった余分な納税が増えてしまうということになります。 参考:読売新聞オンライン 放置された空き家は「税優遇」解除、国交省が法改正へ ▶︎   「特定空き家」と「管理不全空き家」の違いは? 住宅が立つ土地には、固定資産税が6分の1に減額されるなどの優遇措置がありますが、これが老朽空き家を解体して更地にせず、放置する要因にもなっています。 「特定空き家」と「管理不全空き家」の違いは何でしょうか?   特定空き家の要件 2015年に全面施行された空家対策特別措置法で、倒壊の恐れがある空き家などを「特定空き家」と規定し、市区町村が修繕や解体を指導しても従わない所有者に勧告し、税の優遇措置を解除することや、行政代執行で解体することを可能にしました。 空き家対策特別措置法において、国土 … 続きを読む 庭木や雑草を放置した空き家の末路は?対処しないと痛い増税