アイランドキッチンのリフォームまとめ!メリットデメリットと費用・注意点をプロが解説!

アイランドキッチンのリフォームまとめ!メリットデメリットと費用・注意点をプロが解説!

2021/12/31 | タスクコラム リフォーム キッチン

アイランドキッチンのリフォームを検討している方に、アイランドキッチンのメリットやデメリットとリフォームに失敗しないための注意点から工事費用の相場、リフォーム事例といった点について姫路で地域密着型の工務店を展開している佐工務店がプロの視点から解説をしていきます。

そもそもアイランドキッチンとはどういったキッチンなのでしょうか?まずは簡単にアイランドキッチンについて解説した後、リフォームについて解説していきます。

アイランドキッチンとは?

アイランドキッチンはシンクやコンロといった調理スペースが独立しているタイプのキッチンです。

アイランドという言葉から連想できるように、島のように部屋の中にキッチンが存在しています。壁などに囲まれているクローズドキッチンに対して、まわりに壁がないアイランドキッチンはオープンキッチンの一つでもあります。

アイランドキッチンと似た種類のキッチンにペニンシュラキッチンがありますが、こちらもペニンシュラ(半島)という言葉の通り、左右のどちらかが壁についているキッチンのタイプとなります。

キッチンには沢山の種類があるので、更に詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

キッチン種類と種類毎のメリットデメリットを工務店がプロ視点で解説

アイランドキッチンのメリットデメリット

アイランドキッチンのメリットとデメリット

どんなキッチンにもメリットとデメリットがありますが、アイランドキッチンの場合、オシャレな部分が優先されてしまい、デメリット部分が後から気になるケースが多くあります。

そうしたトラブルにならない為にもこの項目ではアイランドキッチンのメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

アイランドキッチンの一番のメリットとしては、やはりキッチンのまわりに壁などがないので、開放感があるオシャレでスタイリッシュなキッチンになることでしょう。

また、キッチンのまわりに壁や仕切りがないことで、キッチンを取り囲んで料理をすることが可能です。つまり、料理教室や家族全員でキッチンに立つことが多い場合などにアイランドキッチンは非常におすすめのキッチンです。

キッチンに立つ人は一人であったとしても、カウンターキッチンの場合は部屋全体の様子を見ることができるため、他の人とコミュニケーションが取りやすいといったメリットもあります。

デメリット

一方、デメリットとしては前提としてアイランドキッチンにリフォームするにはそれなりの広さが必要になることでしょう。

一般的にキッチンの広さは4.5畳の広さがあると理想的と言われています。これに対し、アイランドキッチンの場合は6畳ほどの広さが必要となります。そのため、6畳未満のスペースにアイランドキッチンをリフォームすることも可能ですが、せっかくの開放感があるキッチンというメリットを帳消しにしてしまうリスクもあります。

また、キッチンの構造上を踏まえて、以下の点については予め覚悟しておく必要があるでしょう。

  • ・部屋に臭いが広がりやすい
  • ・収納スペースや他家電の利用が不便
  • ・キッチンが常に丸見え

リフォームの工夫次第ではこうしたデメリットも解消することが可能なので、業者と打ち合わせの際に気になる点については予め質問しておくとよいでしょう。

リフォームに失敗しないための注意点

アイランドキッチンリフォームの注意点

メリットとデメリットをよく理解した上で、アイランドキッチンへリフォームするかたに向けて、リフォームに失敗しないための注意点をこの項目では解説していきます。

リフォーム後の導線を考えておく

上記のデメリットでも触れましたが、アイランドキッチンの場合、通常のキッチンより冷蔵庫や電子レンジといったキッチンにある家電から距離が離れる可能性が高くあります。

そのため、キッチンリフォーム後にどういった導線でキッチンを使うのかを予めイメージし、家電の配置も考えておくと、リフォームが完了した後とのギャップが少なくなると思います。

その際に合わせて意識しておくことは、食器などの収納スペースも一緒に考えておくとよいです。せっかくキッチンをリフォームするのであれば、オシャレとあわせて使い勝手もよくできれば最高ですもんね!

アイランドキッチン周りのスペース確保

こちらも上記と一部関連するところですが、アイランドキッチン周りのスペース(通路)確保は重要になります。

通路幅の目安としては、キッチンまわりで80cm~、壁とキッチンの間で80cm~100cmくらいのスペースがあると理想的です。

少し手間ではありますが、段ボール箱等をいくつか使用してリフォームを考えているアイランドキッチンの大きさを想定し、通路幅は狭くないか?導線は問題ないか?と試してみるのもよいでしょう。

アイランドキッチンへリフォームした後に、キッチンをちょっとだけずらしたいと思っても難しくなってしまいますので。。

水や油はねに注意

アイランドキッチンではどうしても調理中床に水や油がはねてしまうことがあります。キッチンスペースだけならまだしも、アイランドキッチンの場合はダイニングやリビングといった他の部屋にキッチンが同一化しているパターンがおおいので、予め対策が必要です。

水はね、油はねの対策のパネルが用意されているので、そうした対策もリフォームと合わせておこなっておくとよいでしょう。

アイランドキッチンのリフォーム工事費用相場

アイランドキッチンの費用相場

アイランドキッチンからアイランドキッチンにリフォームするのと、独立型キッチンなどからアイランドキッチンにリフォームするのでは、リフォーム金額もかわってきます。

そして、キッチンのリフォーム工事で理解しておくべき費用の概念として、キッチン自体の本体価格と工事自体の施工費用が発生するということです。リフォーム工事というと施工費用だけを考えてしまいがちですが、キッチン自体の本体価格が発生するということを頭に入れておくとよいでしょう。

その上で、100万~200万円あたりを考えておくとよいでしょう。相見積をする場合でも何にいくらが発生するのかといったように、それぞれ見積りの内容を確認しておきましょう。

アイランドキッチンの場合は、配管工事や電気工事が通常よりも複雑になる可能性があるので、一般的なキッチンのリフォーム工事よりも金額が高くなる場合が多いです。

アイランドキッチンのリフォーム工期

3週間程を考えておくとよいでしょう。とくに壁付型キッチン(背面キッチン)からアイランドキッチンへリフォームする場合は、通常のリフォーム工事よりも工期が長くなります。

いずれにしても、数時間で完了するという工事ではありませんので、業者とスケジュールをしっかり調整してリフォームするようにしましょう。

また、意外と盲点になるのが、キッチン自体の商品在庫がない場合です。この場合は納品待ちとなり、工事以外の日数がかかってしまう場合もあるため、こうした部分も予め業者との打ち合わせで確認しておくとよいでしょう。

アイランドキッチンのリフォーム事例

佐工務店で対応しているお客様のキッチンリフォームの事例をご紹介させていただきます。

https://task-komuten.com/blog/キッチンリフォームと断熱改修/

まとめ

アイランドキッチンのリフォームまとめ

アイランドキッチンにはメリットもデメリットもあります。それぞれを事前に把握した上で、最終的にアイランドキッチンへのリフォームを検討してみてください。

キッチンリフォームで失敗しないための注意点についても、人によって感じかたが全く異なるため、メインでキッチンを使用するかたの意見を中心に家族から意見も参考にしてみてください。

キッチンはライフスタイルの中でも重要なエリアになります。リフォームを通じて、より良いライフスタイルの獲得を佐工務店では全力でサポートしていますので、小さなお困りごとからお気軽にお待ちしております。

佐工務店へ相談する

キッチンリフォームに関する記事は以下からまとめて確認が出来ます!

キッチンリフォームの関連記事まとめ

Copyright ©2021 All rights reserved.