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倉庫屋根の防水改修工事を行いました。
こんにちは。
いよいよ師走に入り、北風に煽られる様に
身の回りも何かと気忙しくなってきますよね。
そろそろ結露の季節にもなってくるので
断熱対策や雨漏り修理などの案件が多くなってきました。
そんな中で、今回は知人の紹介いただいたお客様宅の
倉庫屋根の防水改修工事を行いました!
なぜ「膨れ」るのか
まずこちらの屋根を調査してみると、
既存防水はかなり劣化しており
各所が膨れ上がっていました。。。
倉庫の屋根から雨漏りをする様になったとのことで、
それも数年前から放置されていた様です。
これは早く処置をしなければ
建物内部の劣化が進んでしまいます。
この「膨れ」は、下地と防水面の間に長い期間少しずつ
防水層に浸透した雨水が、太陽の熱で内部で蒸発し、
湿気となって防水層の中で膨らむことが原因です。
屋根、屋上などでは特に、適切な工事をしていても
発生する可能性がある現象なので、
数年ごとに確認やメンテナンスを行う方が良いですね。
今回はこの劣化した既存防水層を捲っていきます。
下処理の後、通気緩衝シートを貼ります
プライマー塗布などの下処理の後、
通気緩衝シートを敷き詰め貼り付けます。
先日のブログでも掲載しましたが、
この通気緩衝シート面の細かく分かれた
通気層部分を通り抜けた水分が
「脱気筒」から排出され、建物から出る湿気を
逃してくれる仕組みになっています。
防水工事の流れについてはこちらにも掲載しています。
→ブログ「困った雨漏り、防水工事の費用や期間はどれくらい?」
防水ウレタン塗装
前回と同様に、防水ウレタン塗装を2回繰り返し塗布します。
天候にも恵まれ、早く対応させていただけました。
肝腎要の「脱気筒」
防水ウレタン塗装の下に貼られている通気緩衝シートの
通気層部分を通り抜けた水分が排出される脱気筒。
これがなければこれまでの工程は
意味をなさなくなります。
トップコートを塗布して完成
青空が映り込むくらいツルツルに綺麗に仕上がりました!
とても綺麗なので、なにか多目的に使えると良さそうですよね(笑)
倉庫屋根防水改修工事のまとめ
今回は既存防水に膨れが多数あり劣化が顕著だったので、
既存防水層を一旦捲る処置をしました。
捲らないで良い場合もありますが、
捲ることでより確実で綺麗な仕上がりになりました。
DIYでウレタン防水工事を自分で、、、
と思われる方も少なくないかもしれませんが
一時的な応急処置ならともかく、
素人判断でことに当たらず、
専門家やプロの目で判断してもらうのが
長期的にみれば建物の老朽化予防と言えるでしょう。
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