新築時のカーテンはどう選べばいい?カーテンの種類や選び方をご紹介!
2023/02/03 | タスクコラム「新築時にカーテンを新調したいが、本当に合うカーテンの選び方がわからない」
このような悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
カーテンは種類が豊富で機能も異なるため、好きな色やデザインだけで選んでしまうと失敗してしまう可能性があります。
この記事ではカーテンの種類や選び方について解説していきます。カーテンを新調する際にお役立てください。
目次
□カーテンの種類について
インテリア業界では、カーテンやブラインドのような窓周りの装飾全般を「ウィンドウトリートメント」と呼びます。以下では、ウィンドウトリートメントの種類について解説します。
*ダブルカーテン
一般的なカーテンといえば、ダブルカーテンが主流となっています。
ダブルカーテンとは、ドレープと呼ばれる厚手のカーテンと薄いレースのようなカーテンを組み合わせたもので、色やデザインが豊富です。
また、間接照明などを仕込んでカーテンを照らしラグジュラリーな空間を演出する事も可能です。
*ブラインド
複数のスラット(羽根)が組み合わさってできており、スラットの材質によって見た目や質感が異なります。
ブラインド越しの景色は見え方も変わり上品にうつります。
またブラインドの色合いで反射して部屋を明るく見せる効果もあります。
*シェード
シェードとは、生地を水平にたたんで、上下に持ち上げて使うウィンドウトリートメントです。
デザインも豊富なため、窓辺で個性を出したいならシェードを使用すると良いでしょう。
一方、シェードの上げ下げには時間がかかるため、上げ下げの繰り返しには不向きで、主に小窓での使用におすすめです。
□新築でのカーテンの選び方について
カーテンの種類についてご紹介しましたが、どのように選べば良いか分からないという方も多いかもしれませんね。新築でのカーテンを選ぶ際は、壁や床の色やデザインを考慮して、喧嘩し合わないものを選ぶと良いでしょう。
カーテンは、部屋の印象を大きく左右する重要なアイテムです。
部屋の色は、壁・天井などのベースカラー、ソファ・カーペット・カーテンなどのメインカラー、クッション・小物・照明などのアクセントカラーに分類されます。
カーテンは色やデザインが豊富で、選ぶのが難しい場合もありますが、カーテンを設置して部屋の雰囲気に合わなければ違和感を感じるでしょう。
新築では、床や壁紙、天井の色が決まっていることが多いので、カーテンを選ぶ際には、これらの色を考慮して選ぶようにしましょう。
□失敗例を踏まえてカーテンはこう選ぶ!
色の問題
色にはそれぞれ色の持つ「イメージ」と「効果」があります。
例えば「赤」は情熱的でエネルギッシュなイメージですが、これをカーテンに起用するとなんとなく落ち着かず、常にアドレナリンを誘発して興奮状態やイライラ感を誘発する部屋になり、部屋に寄り付かなくなるということもあります。
また、シックにしたくて黒いカーテンを選ぶ方もいますが、狭い部屋だとさらに圧迫感を生み出し、閉塞感を感じます。
色の彩度、明度によっても印象は変わります。
前述の赤も彩度、明度が落ち着いたレンガ色やあずき色の方に寄せたものにすれば、赤よりは落ち着いた雰囲気になります。
黒よりはグレーやスモーキーブルーにするなど、黒以外でシックなイメージにすることは可能です。
それぞれの原色によっても、黄味がかった色、青味がかった色、赤味がかった色があります。一部屋に使う色は3色までと決めて、その中にカーテンの色が当てはまるようにしましょう。その際に自分が選んだ3色が暖色系なのか、寒色系なのか、ミックスなのか、無彩色なのか、まとめておくことがポイントです。その際、色相も大きく関係してきます。
インテリアのカラー黄金比
・ベースカラー:床や壁、天井(70%)
・メインカラー:ソファーやカーテン、ラグなど(25%)
・アクセントカラー:クッション、小物など(5%)
例えば、ベースカラーは白で何にでも合いますが、メインカラーを水色、アクセントカラーに青を選んだ場合、同系色の水色と青でなければ少し違和感を感じる場合があります。赤味がかった青と黄味がかった青ではニュアンスが異なります。
柄の問題
壁紙をとてもオシャレな柄物が気に入ってチョイスした場合、カーテンも柄物にするとお互いの柄同士が喧嘩してしまう場合もあります。
オールドアメリカンなスタイルを好まれて、壁もカーテンも関連性のある柄(細かな花柄やペイズリー)などであれば色の工夫次第で合う場合もありますが、少し高度なセンスが必要になります。
壁がシンプルであればカーテンは柄があってもまとまりやすいですが、模様がある壁や凹凸や重厚感のある壁の場合はカーテン選び(もしくはブラインド選び)はシンプルなものが合いやすいでしょう。
柄物のカーテンにしたい場合は、コントラストの強いギラギラした色合いよりは、トーンを抑えたものが合いやすいでしょう。
素材の問題
カーテンの素材にも色々あります。遮光カーテンにして朝になったも日光が入らない部屋にしたことで、逆に朝の目覚めが悪くなった、ということもあります。
薄いカーテンを選んでしまい、近隣から丸見えに近い状態になるのも、防犯的にも良くないかもしれません。生活スタイルとカーテンの素材は密接に関係しています。
インテリア全体のテーマに沿った選び方を
インテリアの壁や床、ソファー、家具、ひとつひとつはとても気に入っているけれど・・・カーテンはPOPな柄、家具やテーブルはシックで重厚感あり、ソファーはエレガントで乙女チック、という具合ではそれぞれがチグハグな印象になり、インテリア全体がまとまりません。
インテリアをまとめるにはその部屋ごとにテーマを決め、そこに好きな色を1色か2色入れるイメージが良いでしょう。インテリアのテーマを書き出してみました。
・ナチュラルテイストのアースカラーでまとめたシンプルな部屋
・インダストリアルデザインのメンズライクな部屋
・北欧系でシンプルな部屋
・モダンで洗練されたミニマルな部屋
・個性的でヴィンテージな部屋
・生活感を排除したホテルライクな部屋
・海を連想させる西海岸風の部屋
・グリーンが多めの落ち着いたカフェ風の部屋
・天然素材やエスニック感あるアジアンテイストの部屋
・パリをイメージした大人可愛いフレンチモダンな部屋
・天然素材とニュートラルカラーを生かしたくすみ系の部屋
・マットな質感とウッドをコラボさせたモノトーンxウッドの部屋
□まとめ
この記事では、新築でのカーテンの種類や選び方について解説しました。
様々なインテリアの中でも、カーテンは面積が大きく、その家の印象を左右するアイテムです。
後悔しないためにも、色やデザイン、機能面を比較して選ぶようにしましょう。
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