新築でも虫対策は必要!?虫対策をしないとどうなる?

新築でも虫対策は必要!?虫対策をしないとどうなる?

2023/01/26 | タスクコラム 注文住宅

新築住宅であるからといって、虫対策を怠ってしまうと危険です。
害虫の発生は健康被害や建物の腐敗の原因となるので、害虫を寄せ付けないための対策をしっかりと行うことが大切です。
今回は、新築でも行うべき虫対策について紹介します。

□新築でも虫対策はするべき?

1つ目は、窓を閉めることです。
窓を開けると快適ですが、虫が入りやすいリスクが高まります。
害虫が窓から侵入しないように、しっかりと窓を閉めておくことが大切です。
換気のために窓を開けたい時は、網戸を取り付けましょう。
高断熱・高気密な住まいにして、空調などの機器だけで省エネで温度調整できる家にすることが大切です。

網戸は左よりも右に寄せていた方が隙間ができにくい造りになっているので、害虫の侵入を防ぐために網戸は右側に配置しておきましょう。

2つ目は、排水溝の隙間を防ぐことです。
窓だけでなくエアコンの排水ホースや排水溝からも害虫が侵入してくることがあります。
これは排水設備の配管の途中に設置されている排水トラップに水が溜まっていないことが原因です。

新築住宅でも水道を一度も使用していない場合、排水トラップに水が溜まっておらずそこから虫が入ってきてしまう可能性があります。

滅多に使わない水回りがあれば虫が入りやすい箇所となります。

 

3つ目は、ごみの処理を行うことです。
ごみの放置は害虫の発生の原因となるので、害虫のエサとなる生ごみはすぐに処分することが大切です。

また、生ごみだけでなく引っ越し時に使用する段ボールにも注意が必要です。
段ボールは害虫の住処になりやすく、段ボールを食糧にする害虫も存在します。
新居に溜まりやすい段ボールは早めに処分しておくことをおすすめします。

ゴミ処理をしやすい家具や屋外に収集し易い動線を確保する事もたいせつですね。

4つ目は、照明をLEDにすることです。
紫外線が含まれている照明器具の場合、害虫が集まってきやすいです。
そのため、照明を紫外線が出ないLEDに変えることをおすすめします。

5つ目は、虫除けのハーブを使用することです。
ミントやペパーミント、レモングラス、ラベンダーなどのハーブには虫除けの効果がある様です。

害虫を寄せ付けないために、自然素材のハーブのスプレーを網戸にふりかけたり、住宅のベランダや庭にハーブを植えて育てたりすることをおすすめします。
虫対策

□虫対策をしないとどうなる?

*衛生への実害

ハエやゴキブリは食中毒の原因となる菌を持っており、その菌が付着した食べ物を気づかない内に食べてしまうことで衛生面に悪影響が及ぶことがあります。

*健康への実害

ノミやダニが体に付着してしまうと、アレルギー反応を引き起こしてしまう可能性があります。
また、ムカデに噛まれると赤く腫れてしまう恐れがあります。

*建物への実害

シロアリの発生は建物への被害が大きくなりケースがあります。

 

□まとめ

今回は、注文住宅でするべき害虫対策について紹介しました。
新築住宅で快適に過ごすためには虫対策を行う事も一つです。
害虫を家に入れないように窓や排水溝の隙間をしっかりと防ぎ、虫除け効果が高いハーブなどを活用しましょう。

あとは室温を継続的に快適温度帯に維持できる様に高性能な家造りがおススメです。

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