ステンレスキッチンのリフォームについて、メリットとデメリットを紹介します!
2023/02/22 | タスクコラム キッチンキッチンにはどのようなこだわりを持っていますか。
キッチンはほぼ毎日使う場所なので、広いキッチン、対面キッチン、おしゃれなキッチンなど、さまざまなこだわりを持つ人は多いです。
そこで今回は、人気のあるステンレスを取り入れたキッチンであるステンレスキッチンについて、メリットとデメリットと共に紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
□ステンレスキッチンのリフォームとは?ステンレスについても解説!
そもそもステンレスとは「Stainless Steel(サビない鉄)」という英語で、その名のとおりサビにくい素材です。ステンレスは、鉄を主成分としてクロムをまぜた合金で、クロムは空気中の酸素に触れると、鉄の表面に薄い保護膜を張る性質があります。傷がついても、サビができる前に保護膜が張られるため、サビを自ら防ぐという仕組みになっています。
ステンレスキッチンとは、そのステンレスの性質を活かしたキッチンです。
ステンレスは、耐久性や耐熱性が非常に高いため、シンクやワークトップなどに使用されています。
他にも、鍋や家電などにも幅広く使用されている金属、それがステンレスです。
このステンレスを使ったキッチンに改築することをステンレスキッチンのリフォームと言います。
□ステンレスキッチンとは?
キッチンの天板やシンクがステンレス製のものは一般的によく見かけますが、シンクや天板以外にも調理スペースや収納、扉に至るまで、全てにステンレスを使用したオールステンレスキッチンというものもあります。
昨今では業務用キッチンや天板のみステンレスにし下部収納はオープンにするなど無骨なデザインも増えています。
ではステンレスキッチンの魅力とはどんなものでしょうか?
□ステンレスキッチンへリフォームするメリットは?
●サビや腐食に強い
上にも書いたとおり、ステンレスという言葉自体が錆びないという意味です。
錆びにくいため、見た目が茶色くなって不衛生に見えることはありません。
鉄の弱点である錆を克服した素材であるステンレスの大きなメリットです。
収納の内部までステンレスでできていると湿気にも強く、虫も寄せ付けにくいキッチンになります。
●耐久性、耐熱性、強度に優れて長く使える
ステンレスは、錆だけではなく耐久性や耐熱性も兼ね備えています。人工大理石の天板より長く使えるのが大きなメリットです。
キッチンは、重いものや熱いものを置くことが多々あるため、耐久性と耐熱性は非常に重要です。また、大理石のように少しの衝撃で割れてしまうという心配がなく、強度にも優れています。
●汚れやにおいがつきにくく衛生的
ステンレスの表面の粒子は非常に細かく、加工もしているので、調味料や油などの汚れやにおいが内部に浸透しにくいため、汚れにくく匂いがつきにくいだけではなく、掃除がしやすいというメリットもあります。
キッチンは家の中でも、食べ物を落としたり油がはねたりするため、最も汚れやすい場所です。そのような場所に、汚れにくく掃除しやすいという特徴があると非常に便利と言えます。
●スタイリッシュでおしゃれ
ステンレスはシルバー色からも見た目にシャープでスタイリッシュな印象があり、他の素材とは一味違ったデザイン性と、木材やメラミン化粧板では出せないクール感があります。
また鏡面仕上げ、バイブレーション仕上げやヘアライン仕上げ、エンボス加工仕上げなど、メーカーにより表面加工のバリエーションを選べるモデルがあり、シンプルながらも自分好みにキッチンの表情にアクセントをつけることが可能です。
表面の加工で見え方も変わってきます。特にバイブレーション仕上げはツヤ消しイメージでおススメ。
□ステンレスキッチンにデメリットはあるの?
●表面に小傷がつきやすい
ステンレスは通常使用でも小傷がつきやすい素材のため、ずっと新品のようなピカピカのツヤを保つのは難しいかもしれません。
調理や掃除中にちょっとこすったり引っ掻いただけで傷ができることもあり、経年劣化により徐々に光沢がなくなっていくので、鏡面仕上げの場合は特にその差がわかりやすいかもしれません。傷をつけずに使い続けるためには細心の注意が必要です。ついてしまった傷には専用の磨き剤などで目立たなくする方法もあります。
また、いくら強度があるとはいえ重いものを落としたりぶつけたりすると、へこんでしまうことがあるので要注意です。
●水垢がつきやすい
ステンレス素材とはいえ、使われている場所によってコーティングの種類が異なります。天板などワークトップは比較的水垢の心配はないかもしれませんが、シンクは必ずシリコン系コーティング、セラミック系コーティングされているものを選びましょう。タワシでゴシゴシは表面を傷めることになるのでNGです。
●もらいサビがつくこともある
もらいサビとは、空き缶など他の金属製品からでたサビが付着してしまい、あたかもその器具そのものがサビているように見える現象です。実際にステンレスキッチンが錆びている訳ではありませんが、サビの原因となる塩素性漂白剤、塩分、塩素が付着するともらいサビが発生することがあります。
●無機質な感じが業務的に見える
人によってはステンレスの無機質感が合わない場合もあるかもしれません。温もりを感じる木材と合わせてうまく取り入れると、冷たい印象は和らぐでしょう。
□まとめ:ステンレスキッチンはスタイリッシュで機能性が高い
ステンレスキッチンのリフォームにはさまざまなメリットがあり、キッチンでの家事がやりやすく楽になります。
さらに、銀色のデザインが清潔感を演出するので汚くてキッチンに入りたくないという気持ちも減るでしょう。
長い目で見るとステンレスキッチンは一般的に丈夫で長持ちして、掃除などのお手入れも楽にできます。
ステンレスキッチンに興味がある方は、ぜひ当社にご相談ください。
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