良質な睡眠と夫婦別寝のバランス ②

良質な睡眠と夫婦別寝のバランス ②

2022/09/17 | タスクコラム 照明

良質な睡眠は環境も大事

 

こんにちは!

佐工務店の岩佐です。

 

前回の「良質な睡眠と夫婦別寝のバランス①」は

参考になりましたでしょうか?

今回はいよいよ「夫婦別寝」に迫ります!

 

眠れないのは相手のせい?!夫婦別寝

家づくりの現場でご夫婦の関係がぎこちなくなって困るのは

「夫婦の寝室」なのだそうです。

リビングやキッチンはだいたい

意見がまとまってくるのですが

寝室においては奥様側が自分の部屋が欲しい(寝室)

となるのですが、

ご主人にはその意味が通じません。

そこには生活時差問題や

クーラー戦争、

照明問題、いびき問題など

ご夫婦や家族間での冷ややかな戦争が

垣間見えたりします(笑)

 

良質な睡眠:寝る前読書
※イメージ画像(引用元:写真AC

 

さまざまなアンケート調査を比較してみたところ

結婚11〜20年以上や、40代、50代以上になると

約35%の方が夫婦別寝を選択されています。

理由として多かったのは以下の通りです。

1位 就寝・起床時間の違い
2位 どちらかが寝る前に寝室で読書やテレビ・音楽鑑賞をするため
3位 いびきや歯ぎしりが気になる・文句を言われれる
4位 お互いの物音で目が覚めたり寝付けない
5位 空調などお互いの快適室温が違うため


夫婦間のライフスタイルの違い、

肥満で狭くなったから、などもありましたが、

お互いを尊重し、ポジティブに捉えていることが多いようです。

そしてリフォームを機に夫婦別寝を選ぶ方も増えています。

 

夫婦別寝の設計パターン

夫婦別寝の設計パターンは次のものがあります。


①個室の寝室を2つ作る「完全別室型」

②広めの一部屋の中央にクローゼットなどを作りつけることで夫婦の生活空間を分ける「別スペース型」

③家具をベッドの間に置く「家具活用型」

夫婦別寝リフォーム例
※イメージ画像(引用元:写真AC

 

①は相手が気にならず、空調温度も好みに合わせられます。

②、③は同じ部屋なので相手の気配を感じられることが利点です。

具合が悪くなった時にすぐ気づいてもらえます。

 

 

夫婦別寝リフォームも増加

夫婦別寝リフォーム例
※イメージ画像(引用元:写真AC

 

マンションリフォームの一例ですが、

和室と南側の洋室をなくしてLDKを広く取り、

夫婦別寝室で個室を設けた例です。

生活動線もスッキリとしました。

 

 

寝室の環境を整える

入眠の1~2時間前からやや暗めにして、

就寝時は真っ暗が理想的です。

具体的な明るさでいうと

4ルクス以下であれば問題ありません。

また室温は、夏は26度前後、

冬は16~19度であれば睡眠の質を高められます。

湿度は50~60度が理想的です。

アロマオイルなどを楽しむのもおすすめです。

ラベンダーの香りは自律神経を整え、

柑橘系の香りはストレス緩和の効果が期待できます。

 

夫婦別寝でも押さえたいポイント

良質な睡眠:緊急用ブザー、防犯ブザー
※イメージ画像(引用元:写真AC

 

最後に、高齢になるにつれて

(若くても起こりうることですが)

万が一に備えて相手の気配が

感じられるような工夫も必要です。

一戸建てなどの場合は同じ階で寝た方が

相手の異変にいち早く対応できるでしょう。

プライバシーと安全を両立させたい場合は

お互いに緊急用ブザーを用意しておく方法もあります。

 

 

もし朝だるかったら…すぐにできる解消方法


だるさと敢えて向き合う朝、時間に余裕を持つようにする

実は体の中では、睡眠から起床に切り替わるまでに

色々な機能が盛んに動き働いていいるので

朝の体は大忙し。

まずはゆっくりと目を覚ます事を意識しましょう。

どうしても起きられない時は、

布団の中でストレッチや伸びをし、

血が全体に巡るように意識します。

朝、出勤する頃には幾分か、だるさが解消されていることでしょう。

早起きに慣れてきたら、

瞑想や読書などのリラックスタイムを

取り入れるのも良いでしょう。

 

朝は太陽の光を浴びる

良質な睡眠:朝日を浴びる
※イメージ画像(引用元:写真AC

 

人の体内時計の平均は、

24時間以上あると言われていますが、

これも人によってまちまちで、

長い人や短い人はズレが出てきますね。

これを整えてくれるのが太陽の光。

起床したらカーテンを開けて

太陽の光を浴びましょう。

体内時計の誤差を修正してくれます。

遮光カーテンではなく自然に陽が入るカーテンなら

体も自然と朝が来る準備にかかれます。

幸せホルモンとも呼ばれる

元気の源「セロトニン」を

活性化させましょう。

 


休日も早起きし、昼寝を取り入れる

体内時計のリズムを整えるためには、

平日と同じ時間に起きるようにしましょう。

日中の行動が長くなるほど、

脳や体に適度な疲労が溜まり、

夜の寝付きも良くなります。

また昼寝は30分程度であれば、

脳や身体のリフレッシュになります。

 

趣味や好きなことでストレス解消

ストレスがあると自律神経が乱れ

眠りへ誘うホルモン「メラトニン」の

分泌が減ってしまいます。

趣味や自分の好きな事に没頭して、

ストレス解消を図ることも大切です。

また、乳製品や大豆製品を朝に摂るのも有効です。

これらに含まれる「トリプトファン」は

体内で「セロトニン」に変換され、

夜になるとメラトニンに変換され

眠っている間にも分泌され続けます。

 

良質な睡眠のまとめ

睡眠には自律神経やホルモンの働きが

関わっていることがわかりました。

眠る前の3〜4時間をどれだけゆったり

過ごせるかによるようですね。

日中のONと夜間のOFFにメリハリをつけて

心身共に毎日リセットできるように

睡眠環境を整えていきましょう。

ご自身のみの問題で解決できない時は

家族との適度な距離を取りつつ

個人の空間を大切にできるような

プチリフォームや本格リフォームを

検討してみても良いかもしれませんね。

 

 

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