知っておきたいトイレリフォームの豆知識と費用相場や補助金のこと

知っておきたいトイレリフォームの豆知識と費用相場や補助金のこと

2023/01/18 | タスクコラム リフォーム トイレ/洗面/浴室

今さら聞けないトイレのタイプ

トイレは大きく分けて「タンク」「便器」「便座」という3つのパーツから成り立っています。ここでは洋式トイレのタイプについて触れてみます。

 

タンク一体型トイレ

便器とタンクが一体になっているタイプで、全体的に凹凸が少なく、スッキリした印象です。埃がたまりやすい隙間があまりなく、全体的に掃除がしやすいと言えます。

セパレート型トイレ(分離型・組み合わせ型)

タンク・便器・便座が分かれており、どちらかが壊れたときでも片方だけの修理や交換で済むのがメリット。

タンクレス型トイレ

水道から直接水を電動で流し込む作り「水道直結型」になっていることからタンクがなく、視覚的に圧迫感がなく、スタイリッシュな見た目でトイレを広く見せられるのがメリットですが、ウォシュレットなどのどこかの機能が故障した場合、それだけを交換することができません。メーカー修理対応になります。
またタンクへ水を貯める際の手洗い器がないため、トイレ内に必要であれば別途手洗い器の設置が必要になります。

 

人気のトイレメーカーはTOTO!おすすめ特長は?

トイレリフォーム 人気メーカー TOTO
(引用元:TOTO


TOTOのトイレで最新のものは、ウォシュレット一体型タンクレストイレ「ネオレスト」と、浮遊感のある壁掛けデザインの「レストパルF」など多彩なラインアップがあり、多数のデザイン賞も獲得していて人気商品です。
「びっくリーン技術」で、使うたび除菌・汚れツルリン・おそうじ超ラクを実現。

タンク上の手洗いが使いにくいために、トイレリフォームを行う人も増えています。
機能性も見た目の美しさや掃除のしやすさ、価格帯でも、トイレリフォームは手を付けやすく満足度が高いと言えるでしょう。

ネオレスト:32.7万円(税込)〜
レストパルF/レストパル:34.2万円(税込)〜

TOTOトイレ ▶︎

 

トイレリフォームは何年経ったらするもの?

トイレの耐用年数は15年といわれていますが、便器やタンクは陶器製なので外部の強い衝撃で破損しない限りは数十年使えます。
ですが長い年月使用していると、汚れや黄ばみ、ニオイなどは掃除や除菌消臭で改善できない状況になってきます。
トイレの取り替えをするタイミングとしては、水まわりのリフォームを行う際や、タンクやパイプといった各パーツの一般的な寿命である10年を目安に、思い切ってトイレリフォームをした方が効率的で気分的にもスッキリするでしょう。

 

和式から憧れの洋式にしたい!工事期間はどれくらい?

和式トイレを洋式トイレにリフォームする場合は、2~5日程度の施工期間が必要です。
既存トイレの解体、撤去、段差をなくすための内装工事を行い、既存の給排水管から新規で配管設置したり、温水洗浄便座などを設置する場合は、コンセント設置のため電気工事も必要になります。

 

トイレの床もリフォームしたい!床材の選び方は?

トイレリフォーム 期間や費用相場
※イメージ画像(引用元:写真AC

 

せっかくトイレリフォームするなら、おしゃれにしたい…そうお考えの方も多いと思います。トイレの印象を決める床材選びも重要なポイントになってきます。

 

フローリング

居室に多く使われている木の床材ですが、アンモニア成分やトイレ用洗剤などが付着すると腐食したり黒く変色するため、トイレの床材としてはあまりおすすめしません。
どうしてもフローリングにしたい場合は、表面の塗装に注意が必要です

クッションフロア

水拭きはもちろん、簡単な手入れで品質が維持でき、かつ値段もリーズナブルなクッションフロアは耐久性も良く、トイレの床に最もよく使用されています。
種類も豊富でクッション性のあるものやデザイン性のあるものなど、多様な機能を備えたクッションシートがあります。

タイル

耐久性、耐水性が高く、高級感もあるタイルは人気ですが、クッションフロアに比べて高価になるため一般家庭で使用されるケースは少なめですが、雑菌を分解する機能でトイレの臭いを抑えてくれるセラミックタイルや、光触媒を利用して臭いや汚れのこびりつきを防ぐ高機能なタイルなど、機能的に優れている製品があるのでぜひ検討したい素材です。コルクタイルなどもおススメです。

 

トイレリフォームの工事の流れと日数は?

工事の内容にもよりますが、工期の目安は以下のようになります。
工事が数日(2日以上)に及ぶ場合は、ほとんどの業者が「仮設トイレ」を設置してくれます。

業者選び:1~2週間
現地調査:1~2時間
見積書を比較検討して業者と契約:1週間程度
工事開始~完了:1日~5日

 

トイレリフォームして後悔したことは?

  • 素材が合っておらず床が黒ずんでしまった

  • トイレ空間に対して便器のサイズが大きすぎた

  • 手洗いが小さすぎた

  • トイレドアを内開きにして出入りが大変になった
    高齢の方や介護が必要な方がいる場合は、不測の事態にも備えて外開きのドアや引き戸を選びましょう。

 

使用機器やトイレ空間や動線を把握して、トイレリフォームで後悔しないためのポイントとして、打ち合わせをしっかりとしておくことが大切です。

 

気になるトイレリフォームの価格相場は?

あくまで目安ですが、タンクレストイレの場合の工事費用の相場を挙げてみます。

●タンクレストイレ
・トイレ本体 20万~40万円
・解体処分費用 約3万円
・設置工事費用 約5万円
・配管工事費用 約3万円
——————————————
合計   30万~50万円

●手洗い器
・手洗い器本体 4万~10万円
・設置工事費用 約3万円
・配管工事費用 約3万円
——————————————
合計   10万~16万円

タンクレストイレ + 手洗い器
=40万~66万円

タンク式トイレ+ウォッシュレットの場合だと、5万~15万円程度安い金額となります。

また、和式から洋式へのリフォーム工事は、電源工事なども加わり工事費用がさらに掛かります。

手洗い器までの設置も含めて検討されている場合は、レイアウトや配管工事等も考えると注意するべきポイントも増えてくるので、リフォーム業者としっかり打ち合わせしておくことをお勧めします。

 

現状にあったリフォームプランをプロに提案してもらう

特にデザインや仕様にこだわりがなければ、プロの提案を見てから考えるのも良いでしょう。自分たちでは気づかない点を教えてくれるので、そこから実際の生活や動線と見比べて検討することができます。

 

補助金を賢く活用してトイレリフォーム

トイレリフォームでも活用できる補助金があります。
活用できる場所としては、節水型トイレや窓・壁の断熱などです。

補助金申請できる事業はいくつかありますが、それらの基準を満たすことで、家全体のリフォームで30万円〜最大100万円(ZEH住宅の場合)まで補助を受けられます。
補助金交付申請を行うのは住宅所有者ではなく、補助金事業に登録している施工会社からになります。令和5年度から始まる「こどもエコすまい支援事業」の場合は以下の内容が補助対象となっています。

 

こどもエコすまい支援事業

①窓・ドアの断熱(ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換)
②外壁・屋根・天井・床の断熱
③エコ住宅設備の設置(太陽熱利用システム・節水型トイレ・高断熱浴槽・高効率給湯機・節湯水栓)

他にも新築や分譲住宅購入にも対応しています。
補助金申請は年度ごとに予算に達すると締め切られるので、受付が開始される1〜3月の春頃から、遅くとも秋頃までには申請できるように、受付開始の数ヶ月前から事前に申請可能な工務店などで確認しておきましょう。

 

トイレリフォームのまとめ

トイレリフォーム 期間や費用相場
※イメージ画像(引用元:写真AC

 

トイレ交換は1日もあれば大抵完了します。和式トイレを洋式トイレにリフォームする場合でも、5日程度で完了することがほとんどですが、便器だけでなく床や壁紙もトータルにリフォームしたい場合は、ワンストップで対応してくれる業者が良いでしょう。
また、工事後の不具合や水漏れも迅速に対応してくれる業者であるかということも大切です。

佐工務店では小さなお困り事から地域密着型工務店をモットーに、誠心誠意ご対応しております。
トイレリフォームをご検討中の方や工事についてご不明点のある方、ぜひご相談ください。

 

 

 

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