吹き抜けの魅力とは?家づくりのポイントもご紹介します!

吹き抜けの魅力とは?家づくりのポイントもご紹介します!

2023/02/11 | タスクコラム 注文住宅 リフォーム

吹き抜けがあると家に開放感が生まれ、デザイン的にもオシャレに感じますよね。
吹き抜けは玄関やリビング、キッチン上など一見イレギュラーな場所でも注文住宅あるいはリフォームでも取り入れることが可能です。
巷では「吹き抜けにして後悔した」または「吹き抜けにすればよかった」などさまざまな意見が溢れていますが、今一度メリット・デメリットを解説してきましょう!

 

□吹き抜けに感じる5つの魅力やメリットとは?

視覚的に広く感じ開放感を得られる

玄関ホールやリビングに吹き抜けを取り入れることで上下方向に空間が広くなり、見た目の圧迫感が和らぎ開放感が生まれます。狭小住宅に上手く取り入れると効果的です。天井が高いと面積以上の広がりを感じます。極端ですが体育館など広く開放的に感じませんか?

冬場や北側に立地の家でも効果的に採光が取れる

立地条件にもよりますが、吹き抜けにすることで、より高い位置に窓を設置できるので、自然光を取り入れやすくなります。周囲に住宅が密集している場合は、吹き抜けにすることである程度解決できるかもしれません。窓を設けても周囲の目線を気にせず、高い位置から光が差し込みます。トップライトライトの様な役割も兼ねます。リビングに居ながら空を眺める事も可能かもしれません。

心身の健康面に良い影響が期待できる

自然のリズムに合わせて自然光を家の中に取り入れられるということは、体内時計も自然に整ってくれます。成長期のお子さんや大人の方にとっても、体内時計の調整は大切なリズムです。紫外線が気になる場合はUVカット性能のあるガラスやフィルムを利用したり、ガラスをLOWーEにする事で70%以上紫外線カットできます。

家族のコミュニケーションを取りやすい

吹き抜けを作ることで、家の中で離れていても家族の気配を感じられやすく、コミュニケーションが取りやすくなります。また、リビングに吹き抜けを取り入れると、完全個室のリビングより人が集まりやすいという利点もあります。

家の中をなんか(笑)オシャレな空間にできる

玄関の吹き抜けやリビング、または家のどこかに吹き抜けがあるだけで、デザイン性のある家に仕上げられます。

 

夜間の吹き抜け

 

□ここが知りたい!吹き抜けを作って失敗したと感じるデメリットと対策は?

冷暖房の効きが悪くなる?

空間が縦に広くなると、暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まるので、冬場は1階の床付近が特に冷えるということが懸念されます。巷にはそういった意見も多々ありますが、天井にシーリングファンを設けたり、高断熱高気密の家であれば吹き抜けを利用して暖気や冷気を家全体にまんべんなく行き届かせる事ができます。
吹き抜けに窓を付けた場合、窓の性能に注意です。
性能の低いサッシを、吹き抜けに作ると冬は冷気が滝の様に流れ落ちて
寒さを誘発します。
また暑さも同じ、
方角や取付高さ、屋根形状で夏の暑い直射日光が差し込み不快に。

 

吹き抜けを作る分、当然のことながら2階面積は特殊な構造を除き、狭くなります。
ただこれも、吹き抜けを作らず細かい部屋をたくさん作ってしまった方の場合で、夫婦と子供1人の3人暮らしなのに、結果的にこんなに部屋は要らなかった…という失敗例もある様です。どのくらいの面積を吹き抜けにするのかしないのか、どのくらいを2階面積として活用するのか、使い勝手をしっかり考慮して設計士さんと話し合いましょう。

上部のメンテナンスに手間とコストがかかる

天井付近のシーリングファンや2階部分にあたる窓の掃除、ライトの電球交換など、家を建てた後のメンテナンスについても対策を予めしっかり考えておくべきでしょう。
手が届く部分にメンテナンス用のキャットウォーク(人間用に)を作っておくのか、業者さんに掃除や電球入れ替えなどのメンテナンスを依頼するのか、いくつか方法があります。
それによっても材料費、施工費などが変わってきます。どの場合でも、安全にメンテナンスが行えることを一番に考えましょう。

においや音が家中に広がってくる

これもある程度は仕方がないかもしれませんが、こういった意見はよくあります。
対策としては個室のドアはいつも閉めておいたり、料理中のにおいであればキッチンの換気扇や調理器具に装備の換気機能を併用したり、24時間換気システムを設置することで対策できます。またキッチンを半個室にしたり、調理中だけカーテンや間仕切りをすることでも、他の空間へのにおいの広がりを抑えることができます。
音の問題は各部屋に扉を付ける事や、吸音し易い素材やインテリアである程度は解消できそうです。

また
吹き抜けを囲む様に壁を配置し内窓を設ければ、
使用用途によって内窓を開閉すると、
臭いや音の問題は解消されるかもしれませんね。

 

□吹き抜けの魅力とポイントのまとめ

吹き抜けを取り入れる場合は、色々と考慮しておくべき点がありますね。
それらを踏まえて、自分たちならどうするのか、自分たちに合った吹き抜けやライフスタイルはどういったものなのか?など、納得して取り入れられると良いですね。
吹き抜けを作っても空間の有効活用をする方法はたくさんあります。また、大きな吹き抜けでなくても、限られた空間で取り入れるだけでも閉塞感から解放される気持ちになれます。新築の注文住宅でも、リフォームでも、吹き抜けを取り入れることは可能なので、まだ夢の段階であっても少しご相談してみませんか?

佐工務店モデルハウスも吹き抜けを設けています。
一度体感されてもいいかもしれません。

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